かかと水虫 見分け方

かかと水虫の見分け方

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水虫とは、白癬菌(はくせんきん)というカビが足に繁殖して起きる皮膚の病気ですが、その中でもかかとに出来る水虫をかかと水虫と言います。
水虫のよくある症状であるかゆみもほとんどなく、自覚症状がほとんどないので、単なる足の裏の乾燥だと勘違いします。
かかと水虫は厄介な症状で、自覚症状もないので治療される方も少ないので、そのまま素足で色々なところを歩いて、他の人に感染してしまうというパターンが多々あります。
かかと水虫は、正式な名称を角質増殖型白癬といい、水虫の原因である白癬菌がかかとに感染して、症状としては足の裏やかかとがカサカサと乾燥、角質が厚く硬くなり、皮膚がむけ、ひび割れを伴うのが特徴です。
かゆみなどの自覚症状も少なく、肌の乾燥や加齢による硬質化と見分けがつかずわかりにくいため、慢性化してしまいやすく足水虫の中でも治療が難しい厄介な病気です。
かかと水虫は、そのまま放置していしまうと、爪水虫(爪白癬)になってしまう可能性もあり、爪水虫になってしまうと治療は最低でも6か月という長期的な治療をすることになってしまうので、そのためにかかと水虫が出来てしまったと自覚した場合は、早期の治療を行うことが大切になってきます。

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一般的な、かかと水虫の見分け方として、

・かゆみがある。
・かかとの角質が厚く白くガサガサしていて、粉がふいたようになっている。
・靴擦れでもないのに、皮がむけてしまっている。
・深いひび割れがある。
・かかとのケアをきちんとしているが、全く状態がよくならない。

以上のような症状がある場合は、かかと水虫を疑って見た方がよいかもしれません。
かかと水虫と単なるかかとの乾燥の違いは、水虫の原因菌である白癬菌が存在するかどうかです。
かかとに保湿クリームなどを塗って、きちんとかかとケアしているにも関わらず一向に症状が改善されない場合が一つの目安になるかもしれません。
水虫というのは男性に多いイメージがあると思いますが、女性でも水虫に悩まされているケースが増えています。
女性の場合は特に、水虫の治療というのは抵抗があると思いますが、夏場サンダルなどを履くケースも多々あると思いますが、白くガサガサしたかかとを見せることを考えると、そちらの方が恥ずかしいと思いますので、恥ずかしがらずに皮膚科などの専門医に早期治療してもらうことをお勧めします。

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